先日 古本屋「BOOK OFF」に寄ったら、「大野耐一 工人たちの武士道」を105円で売っていた!
早速購入して 読了。
映画・音楽・風景の過去を振り返る事も懐かしいが、やはり 大きななものは、男として、仕事の思い出であろう。 勿論、楽しかった事より、苦しかったことの方が多いいが、自分自身の考え方に大きく影響を受けた事は事実である。
「大野 耐一」氏は、 トヨタカンバン方式の元祖で、トヨタの副社長でもあった。この本で知ったが、勤皇志士の末裔とか、弓道、剣道にたけていたらしい。 私が氏に拘るのは、私が若かりし頃、現場改善で直接「お前の頭は帽子を載せる台か・・・」と頭を叩かれた事である。トヨタの生産方式は、確かに批判も多い、絶望工場とも言われ、新潟震災、神戸震災には、ラインストップで、メディヤの批判をあびてる。しかし 今や世界一である。
私は、研修と称して、実際にトヨタのラインにも、入れさせられた、その、きついこと、今も思い出す。
しかし このカンバン方式の 優れたのには、強く感服する。本当にあの難しい事をよくやったものだ。
本の中でも触れているが、 現場の反論はすさまじいものがあった。私も中間管理職として、間に入り、
苦労したもんだ(;一_一) 文中 部下の鈴村氏も面識があるが、これも懐かしい。
中部国際空港の平野社長は、ひょっとしたら、大野氏の部下で、一緒に、カンバンを作った人かも知れない
(+o+) トヨタ生産方式は、今もどの企業も真似をしてるが、、真髄を理解できていない事が多いのは残念
である。